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ドラゴンに首ったけ14

その14









「大体あの胸はおかしい!」
「そーだそーだ!!」
「リュミス様とかでもあんなのなのに、あんなスイカみたいなのが二つも付いてるなんて!!」
「確かにテファ姉ちゃんの胸は普通じゃないわね」
「私もおっきくなったらあんなふうになれるのかなあ」
「少しはこっちにもよこせー!!」
「資本の偏在を許すな~!」


ここは竜の巣厨房。
いつもはマルトーが仕切っているここも、彼が出勤してくる前は下ごしらえをしながらメイドたちの井戸端会議場となっている。そこに、二、三日前から加入した少女たちも含めて、主にお胸の貧しいメイドたちを中心に「第一回あの胸はないだろう会議」が行われていた。

芋を剥く、野菜を洗う、魚をさばく、肉を解凍する、などといった下ごしらえの補助をしながら、メイドたちよりひときわ幼い少女達がメイドたちの会話に混ざっていた。
彼女達は、ティファニアが連れてきた人間の少女達だ。クーによって人間という種族全体に対する軽い嫌悪感と、それに伴う自らの存在の肯定を刷り込まれたテファが、「そんなに気になるんでしたら、ここで働いて見ますか?」というクーの誘いに乗った結果だ。

別にクーにはテファやつれてきた子供達を害する意思などない。生贄扱いするつもりすらなかった。
ただ単にハーフエルフの少女が人間から迫害されているのを主が気に入らないようであり、それを取り除くには単純にこっちに連れてこればいいのではないかと善意からやった行為でもある。そうした上で人間なんか歯牙に掛けなければ相手に嫌われようと問題ない、という魔族のスタンスに染まっていけば、トラウマなんてあっという間に消えるだろうと思ったのだ。
むしろ、今後もブラッドの攻撃にクーが付いていくことを考えると、エルフのように見える存在に対する人間の憎悪も増えることはあっても減ることはないため、あのままの場所にいてはブラッドの意に染まぬ結果になるだろう、と。ブラッドより弱い友というのはクーが三十年以上生活を共にしてきてはじめてのケースであるが、友人が傷付くことを好むブラッドではないことぐらいは重々承知している。
そのため、ティファニアが頷いたとたんにメイド部隊によって一切合財子供たちと身の回りのものすべてまとめてこの竜の巣に引き取ったのだ。

本来であればブラッドの友人として長期滞在をするようにクーは手配していたのだが、一方的に世話になるのは心苦しいと彼女が言い出したのすら、予想外のことだった。
そのため、名目上は雑用係としてテファも子供たちもここに勤めているのだが、あの小さな家で暮らすために必要だった水汲みや食料調達その他の労働を考えると、どう考えてもこちらの作業の方が楽なことからも、ある意味彼女たちがブラッドのお客さんと考えられていることが伺える。テファは一応下働きという立場にもかかわらず、敬称をつけられていることもあるし。

そして、ほかのメイドたちも人間に嫌われて落ち込んでると大雑把な事情をブラッドなどから聞いてテファに同情的だったので、テファや子供達に対する風当たりは強くなく、単に一緒に働く仲間が増えた以上の認識はなかった。
そのため、厨房の手伝いを言い渡された少女達は、あっという間にメイドたちと仲良くなったのだ。


「ねえねえ、ティファニア様っていったい普段何食べてるの?」
「え? 普通の食事だけど。テファ姉ちゃん料理上手だけど、ちっさいころからそんなに変わったもの食べてるわけじゃないと思う。森の中だったからあんまり大したもん手に入んないし」
「え!! じゃあ、いったいどこからあの脂肪分は……」


実際、子供達の中でもしっかり者のタニアと、おっちょこちょいなメイドの一人(とりあえずメイドAとする)は実際の年齢に祖母と孫以上の差があるにもかかわらず、精神年齢は逆転しているような友達感覚で会話が進んでいた。


「じゃあ何、ティファニア様って付き合っている人に揉んで……」
「男子らとブラッド様以外と話してるとこみたことないよ」
「じゃあいったい何で!」
「でも、あれはあれで大変だと思うよ~重そうだし」


特にこの二人が主となってくっちゃべってたその会話に、また一人女の子が混ざってくる。お嬢+世間知らずのティファニアと比べて、むしろ恋愛関係では健全な成長をしている少女もいるのだ。女三人寄れば姦しいというが、三人どころではない人数が集まっているここは、マルトーが来るまでは姦しいどころではなかった。
テファほどではないにせよ一部のバスト的富豪層のメイドたちは呆れているが、きゃいきゃいと手を動かしながら女同士で話をすることは、まだ幼い少女達にとっては実に楽しいことだった。


「私は早くいい男を捕まえて、身請けしてもらって、主婦になって一日中のんべんだらりとして暮らすのが夢なの! そのためにあの胸は是非ともほしい!!」
「そ~言うのはわたしにはよくわかんないな」
「わたしも~かっこよくてわたしのことを好きになってくれる人と結婚したい~」
「ふっ、所詮おこちゃまね! 私は連隊長みたいに行き遅れるのは嫌なの!」


会話に夢中になって手が止まっているメイドAが、何かの演説をするかのように突如立ち上がって二人に向かってニヒルに笑ってそう断言する。かっこいい旦那に貰われて主婦になっている姿も想像したのか、その顔が笑み崩れていくが、話を聞いていたメイドたちや二人の顔はその一言を聞いて何かを注意する顔になっていた。
あえて言葉に表すなら、「志村、後ろ!」という感じだったが、メイドAはだんだんテンションがあがってきたのか気づきもせず、言葉を続ける。


「連隊長ってエリートだけど、逆に言えば行き遅れ、お局様、適齢期過ぎ!! 更衣室で見たことあるけど見事なぺったんだったから、きっとあれの性ね! 私が出世しないのも、この豊か過ぎる胸がいけないのね……でも、ここにもうちょっとプラスできれば連隊長と違っていくらでも機会は「へ~、面白そうな話をしてますね」……え?」 


もうお分かりだろう。後ろを向いたメイドAの視線の先にいたのは、勿論彼女がさんざんにこき下ろしていたクーだった。記すことすら憚れる怒れる笑顔でメイドの襟を掴んだクーは、あっという間にメイドAの首根っこを捕まえる。
ようやく上司の前で自分が言っていたことを思い出したのか、顔を青くして今まで話していた目の前のお胸の貧しいメイドたち+少女二人に目線で助けを求めるメイドAだったが、皆そろって首を振る。メイドだけならまだしも、この数日間で十分怒ったときのクーの怖さを知っている二人も、限りなく自業自得なメイドAを助けようとはしなかった。ただ、その安息を神に祈るだけだった。


「さあ、ちょっとこっちに来て話を聞かせてもらいましょうか!」
「れ、連隊長……その、私、悪気はなく「い い か ら 来 な さ い」SIR,YES,SIR!」


こうして哀れメイドAは表面上はにこやかにしていながら内心は羅刹のように怒りくるっているであろうクーにドナドナをテーマ曲で流しながら連れて行かれた。
少女二人も、同僚であるメイド達も誰一人助けようとしなかった。ただ、黙って運ばれていった彼女の姿を見るだけで。


「……さて、仕事仕事」


そしてそれすら長くは続かず、あっさりとメイドたちは仕事に戻っていった。
少女二人もそれを見習って、仕事に戻ることにした。いい加減仕事になれなければならないのだ。お小遣い程度とはいえ時給も出ることだし。


ぎゅうぎゅうにさらしで押さえつけられているのか出て行くときよりかなり胸が小さくなり、説教の疲れからかへろへろになったメイドAが厨房に戻ってきたのは、三時間後だった。





ところ変わってこちらはブラッド。


「ぶーぅ」
「なあ、いい加減機嫌を治してくれよ」
「別に不機嫌なんかになっていません……ぶーぅ」
「……まいったな」


ブラッドは機嫌を取るのに必死だった。本来であればこんなことではなく大歓迎を予想していたブラッドにとっては非常に心外なことだったが、一般的に見てむしろこっちの方が自然だった。

ここは、竜の巣の中である。ただし、最近ブラッドが住んでいるハルケギニア世界トリステイン王国南部地方ラ・ロシェール近くタルブ村付近山中ブラッドさんの竜の巣ではなく、キャラ世界エルブワード王国国境近くの山中ブラッドさんの竜の巣だった。
当然、ブラッドの目の前でぶすったれた顔をして拗ねている少女は、付近の獣人の村から生贄としてブラッドに捧げられ、いろいろあった挙句に生贄兼料理番兼護衛としてブラッドに使えているオオガー族の半獣人の少女、ユメ=サイオンだった。
しばらくこちらの巣を空けていることに不安を感じたブラッドが、クーによってこちらの世界に連れて来て貰ったのであるが、そこで待っていたのは久しぶりに帰ってきたブラッドにご馳走を用意していながらも、一人おいていかれたことに拗ねに拗ねまくっているユメであった。




「ただ、ブラッドさんは本当に冷たい竜だなーと思っているだけですぅ。確かに私は生贄として捧げられただけで、別に何の権利もありませんけど、こんなにHに料理と尽くしているのにクーさんを通じて連絡をよこしたっきりでずぅぅぅっと放って置いて。自分は新しいお家で楽しくやっていて、私のことなんてちっとも思い出してくれないで古畳のように忘れてしまうなんて……あれだけ捨てないとか言ったくせにぃ」


ブラッドの方へと視線を合わせず、ずっと手に持ったハンカチをいじりながらユメはつぶやくかのように言葉を発する。その声はどこまでも甘いにもかかわらず、その中に込められた感情はねっとりとブラッドを包み込む。
彼女のことを相当気に入っているブラッドは、自分の我侭によって寂しい思いをさせたということがわかっている以上、誠心誠意平謝りするほかなかった。


「悪かった。だが、いろいろ事情があっただけで一度たりともユメのことを忘れたことなんてなかった」
「一緒に行ってしまったクーさんはさておき、メイドの子とか、フェイさんは連れて行ったくせに私一人だけ置いていって……」
「だからそれは、リュミスにばれると不味いと思ったからであって、別にユメを蔑ろにするつもりはまったくなかったんだ。頼むから、信じてくれ!」
「道具だって、大事に使ってくれないとちゃんと使えなくなるんですよ、わかっているんですか? ブラッドさん!!」
「悪かった! 反省している!! 何でもしてやるから許してくれ!!!」


ユメはブラッドに捧げられた生贄である。当然、ブラッドにどんな風に扱われても文句は言えないはずなのだが、二人の会話はこれが自然な形だといわんばかりに一方的にユメによって進められていた。きっとユメの人徳のおかげであろう。ある意味竜の巣においてはブラッド以上に慕われているのだから。


「いいえ、わかっていません。ブラッドさんはいっつもそうです。私がどんなに寂しい思いをしているのかちっともわかってくれない」
「………」


が、ここまで言われてはブラッドも面白いはずもない。チャンスをうかがったブラッドはユメがぷいっ、と後ろを向いた瞬間に近づいて肩に手を掛けて、猛然と反撃を開始した。無論、今までのお詫びも兼ねてねっとりたっぷりと。


「ちゃんと聞いていますか、ブラッドさん」
「……ユメ」
「なんですか!」
「うぉりゃ!」
「!! んっ、ブラッドさん、ひ、卑怯です……こ、こんなことされても、誤魔化されたりなんか……うぅむ…あぁん」


もともと剣の達人であるユメがブラッドの口撃など本気でかわせないはずなどないのだが、それでもユメが誤魔化されてくれる気になるまでかなりの時間がかかった。




ごろにゃ~ん、とでも鳴きそうなぐらい上機嫌な顔で尻尾をくねらせながらブラッドにくっついているユメは、今まで離れていた期間の分を取り戻そうとでも言わん勢いで甘えていた。リュミスベルンが見たら嫉妬で憤死しかねないほどに。
事が終わってお互い全裸のまま、テファほどではないにせよクーやルイズに比べれば圧倒的に大きなその胸をブラッドの胸板に押し付けて、ユメはごろごろと咽喉を鳴らす。相変わらずペットっぽいなあとは思うものの、さすがに誤魔化すためまるで困ったときのヒモのようにHに持ち込んだという自覚はあるのか、それをやめさせようとはブラッドは思わなかった。

が、なんと言われようとユメをあっちの巣に連れて行くのは無理なのだ。ブラッド自身のためにも、ユメのためにも。なんと言って納得させようかと必死で頭をひねらせるブラッドを横目でこっそり見て、ユメは笑う。
こんなに困っているブラッドに無理を言うほどユメはわがままではない。むしろ、いわゆる尽くすタイプと呼ばれるほうである。そのため、もうブラッドに連れて行ってくれというつもりはなかった。
それでも、自分を忘れられるのは悲しい。たとえ本当に忘れられているわけではなくても、今のユメにとってブラッドと一週間以上離れていることなど耐えられないのだ。
だから、もう少しだけ拗ねたフリをしておく。せめてブラッドが、定期的にこちらに戻って可愛がってくれるように。

私のことを忘れないように。

そんなユメの軽い意地悪に気付きもせず、胸の感触にほほを緩めながらもうんうん唸るブラッドを見て、もう一度ユメは軽く笑った。もう一回戦くるかな、と期待しながら。







「うぉりゃ~~~~」
「ふふ~~ん、そんなへなちょこ剣があたるもんか!」
「何を~~~!!」


居心地が悪い。
モンスターたちは素直にそう思った。
ここは彼らの待機部屋。別名訓練部屋と呼ばれる控え室である。巣に侵入者がいないときはここや娯楽室で彼らは待機している。ここは基本的に種族の違う魔物たちが、フェイの指導や仲間同士の組み手などで腕を磨く、血と汗にまみれた場所である筈なのであるが……ここ二、三日、子供たちのちゃんばらごっこ場となっている。

初めの三日ほどはよかった。彼らも見たことが無い魔物という存在を恐れているのか、遠巻きに見てはいても近づいてくることは無かった。知能の低いベトやナメッドのような存在が敵と勘違いして襲い掛かろうとするのをハラミボディや暗黒騎士などのレアモンスターほどではないがある程度の知能を持つ魔物たちが止めたり、といったハプニングもあったが、すぐに納まった。

ちなみに、彼らは肉体の強靭さこそばらばらであるが、姿によって大体の知能が決まっている。四足歩行やそれすら出来ないイモモやベトなどについては、せいぜいあのメイジの使い魔程度の知能しかないが、ハラミボティのような二足歩行をする者については人間や魔族、竜並とまでは言わないまでも、確かな知性が宿っている。
もっとも、それと強さは比例しないが。魔物の中では高度な知性を持った方である魔物である蒼い体色に包まれた蝙蝠の羽を持ついかにも悪魔といった姿を持つ魔物、デーモンスピアはその知能とは裏腹に体の方は虚弱である。そのため、直接戦闘ではそれほど役には立たず、主に偵察や諜報に使われることが多い。逆に知能はかなり低いミックスなどは、数々の魔物の合成によって作られているからか、突っ込んで戦うといった単純な戦闘ではかなり役に立つ。
また、この法則とは逆に、レアモンスターと呼ばれる特殊な魔物たちはすべて一定の知能を持ち、さらには人語での会話も可能だ。それはたとえ不定形の体を持つ突然変異ベトなどでもである。

まあ、それはとにかく二、三日前までは、彼らはいつもどおり黙々と、それでも和気藹々と訓練に励めた。

それが今はどうだ。
六歳ぐらいから十歳すぎぐらいの少年たちが自分たちを恐れる様子も無く、邪魔はしないものの自分たちのそばで普通に遊んでいる。やりにくいことこの上なかった。
とはいえ、何故かまでは理解していないものの、主からこの子供たちを襲ってはならない、といわれている以上は何も出来ない。何せ、会話も出来ないのだから。

自然と彼らの相手は、この場唯一の魔物側の人間であるフェイと、人間と会話できるレアモンスターたちへと期待の視線が向けられた。


「お前たち、ここは遊び場ではないぞ!」


その期待に押されたのか、金髪碧眼の人間の剣士、フェイ・ルランジェル・ヘルトンの声が子供たちにかけられる。彼女は没落し、騎士の位をうしなった貴族の娘であった。家の再興を願う為、ドラゴンを倒して名を挙げることを目的にブラッドに挑みかかってきた少女である。
しかし、彼女は剣技は凄まじいものであったが、冒険者としての腕が致命的になかった。竜の巣を攻略中に、剣の効かない魔物によってあっさりと捕獲された。
その後紆余曲折あってブラッドに忠誠を誓うこととなった彼女は、こうして今も魔物の側として人間たちと戦っている。彼女は騎士を目指していた少女だ。たとえ家名は地に落ちても、その誇りだけは常に胸に抱いている。たとえ賭けに負けたからとはいえ、一度忠誠を誓った主であるブラッドが命じる以上、人相手にも容赦は無かった。
己を鍛える傍ら、魔物を鍛え、戦闘指揮をし、魔物と共に笑い、歌い、飲み、泣いた。そんな彼女がモンスターたちの期待の視線を無視することは出来なかったのだ。
が、その彼女の一喝も、悪戯盛りの子供たちには通じなかった。


「だってよ~、暇なんだよ、暇」
「だったら遊んでくれよ」


基本的にこの年代の少年は大人の言うことを聞くことが無い。フェイの鎧に包まれた足を踏むわ、剣を触ろうとするわ、勝手に背中に上ってこようとするわ、ちゃんばら用の木の棒でつつくわと、ろくなことをしなかった。だが、彼らはその最中、言ってはいけないことを言ってしまった。


「遊んでたんじゃありませ~ん、剣の練習してたんで~す」
「そうで~す」
「………何?」


一気にフェイの声が低くなる。やべぇ、本格的に怒らせたか、と思った子供たちが逃げようとしたとき、フェイがガッとした視線で彼らを眺めて、大声で言う。


「偉いぞ、お前たち!」
「「「へ?」」」
「自分の家族を守るために剣を取ろうというのだな、よしわかった。それなら私が剣を教えてやる!!」


フェイ・ルランジェル・ヘルトンは、ある意味ティファニアと同じぐらい純粋な人間だった。ましてや彼女は人に剣を教えたことは無い。実は、師匠という立場にあこがれていたのだ。剣を使う魔物は少ないし、そもそも身体能力に勝った魔物に剣を教えるということは無かった。


「よし、早速特訓だ!! まずは素振り百本、初め!」
「「「へ? え? ええぇ?」」」
「早くやらんかーーー!!」
「「「ぎゃーーーす!!」」」


結局騒がしさは変わらなかった。子供たちの遊ぶ声が悲鳴に変わっただけである。まあ、ある意味遊んでもらっているようなものなので笑顔は消えていなかったが。
こうして、魔物たちが期待していたのはちょっと違ったが、とにかく訓練場が一応の秩序を取り戻した。




こうして竜の巣とそこに住むものたちは、今日も平和だった。
結局ある男が、自分がどこに住んでいるのか、ということに気づくまでこの平和は続いた。








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誤字報告

マルトーが車では→マルトーが来るまでは

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オリ主はカス
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プロフィール

基森

Author:基森
蚕鳴や円禍と名乗ってたこともあります。

主に小説・ssなどを置いているブログです。

自前の本棚を持つのは初めてなので手探りでやっている程度のものですが、わずかばかりの暇つぶしにでもなれば幸いです。


メールは「kulukku106☆yahoo.co.jp」まで、☆を@に変えた上でお願いいたします。

そろそろ、非営利にならトップへのリンクフリーとか言ってみたり。

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