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外史につくろう穢土幕府・13

もうちょっと一刀君シリアスにはいかずに調子乗り続けます。

あと、美羽様と七乃、大活躍。
最初は使い捨てる予定だったのに、何か段々愛着沸いてきたんですけど……



三月三日追記 
誤字修正しました……深慮深謀があるわけも無し、ただの誤字です。
孫権と孫堅とか、孫家凄い勢いで混ざるんです……申し訳ない。
全部真名にすればその心配はなくなるんですけど、戦争パートで真名ばっかりというのはなんか違和感があるため混ぜてます。

あ、真昼間から修正してますけど、ニートじゃないです、今日は休みです。
















孫策。
孫堅が死去した事で袁術麾下に入るものの、その下ですら天下に鳴り響く数々の武名を立て、やがては皇帝を僭称しはじめた袁術を倒すが、最終的には曹操の支配下地域にて許貢の残党に襲撃されたことで死亡する。
演技ではかつて殺した于吉に呪い殺される、という点では異なるが、最終的に死亡する事には変わりない。

孫呉の頭首でありながら一騎打ちを行うといった豪胆さ、あるいは軽率さをもち、それに相応しいだけの武力を持つ。
といっても、武力一辺倒の猪武者ではなく、必要とあれば袁術に対して偽りの忠誠を捧げてみたり、宮廷の権力闘争を利用したりといった謀略もやすやすと使いこなしていた。
配下を集める事にも長けており、周瑜との公私を問わない友情は断金の交わりとして後世に今も残っている。

三国志の筆者をして、「孫策は傑出した英気を具え、その勇猛さと鋭敏さは並ぶ者がないほどであり、優れた人物を登用して用い、志は中国全土を圧倒するほどだった。」といわれるほどの人物である。
……もっとも、「しかし、孫策は軽佻で性急だったので、身を滅ぼしてしまった。」ともいわれているが。

総じて、三国志に出てくる英雄豪傑の中でも、特筆すべき傑物である、という評価を付けるべき人物である事は間違いない。



「やってくれたわね……これはいったいどういうことなのかしら、袁術」
「ひっ……な、七乃~」



この外史においてもそれは同じ。
女性になっているとはいえその覇気、偉大なる項羽と同じく覇王と称されるに相応しいだけの力を見せ付けんばかりのその気圧は、史実とは異なりほぼ外見どおりの能力しか持たぬ袁術ごときが対抗できるものではない。

相手は縛られた上で床にそのまま転がされている虜囚、こちらは玉座に腰掛けたままといった圧倒的に有利な状況であってもそれは同じく、袁術は怯えた声を出すしか出来ない。



「はいは~い、お嬢さま、この七乃にお任せあれ~」
「…………」
「いけませんよ、孫策さん? お嬢様のお慈悲で生かしておいて貰えたというのに」



一方、この孫策の気迫の前で一切の気負いを見せなかったのが張勲だった。
だが、これは彼女が主よりも大物である、という事を証明するものではない。

彼女は小物として主と方向性が異なり、例え自分よりも遥かに強いものであっても立場が逆転した事を悟ればいくらでも強気に振舞える、より嫌な方向で性格が悪いだけである。



「そう、ありがとう、とでも言えと?」
「そ~ですそ~です」
「何を馬鹿な。そもそもいかなる正当性があって我が孫家に対して軍を差し向けたの?」
「やだなぁ、負けちゃった孫策さんにそんな事聞く資格なんてありませんよ~だ」
「そ、そうじゃそうじゃ。おぬしは負けたんじゃから黙っておれ」



相手がまともに取り合うつもりがないことを悟り、孫策は一人唇を噛んで思考を巡らせる。

現時点での袁術の勢力は強大だ。
今回の戦で軍としての機能のほとんどを潰せたとは思うが、それでも孫権らがすぐさま袁術を打倒できるとは思えない。
また、この七乃の口ぶりではおそらく以前から自分たちに対して疑惑の目を向けており、今この時点で挙兵したという事は証拠がそろい、宦官らを納得させられるだけの自信もある、という事なのであろう。

そうである以上、自分が敗れた事が結果として袁術の勢力の崩壊を誘い、その結果として妹達が孫呉の独立をなしうる、という事がないこともわかっていた。
いかに兵を減らしたとはいえ、未だ孫権らだけではひっくり返せないだけの力の差があるのだから。

すでにかき集めていた一級線の兵の大多数を自分が率いて出発してしまった以上、孫権らが集められる兵の数と質は高が知れている。
未だ客将でしかなかった状況から、自分が敗れたというのに一気に好転するはずがない。


だからこそ、自身の身に危険が迫っている事を予感したときに、彼女らを集めて撃退する事ではなく、一人でも多くの有能な将士を逃がす事を選択したのだ。

逆に、一時的に軍務が混乱をきたしていたとしても、広大な領地と豊潤な財政を誇る袁術らは、徴兵という手段で補充できる規模が、孫権らとは違いすぎる。
なにより孫策を下しているのだ。いざとなれば人質といった手段に訴える事さえ彼らにはできる。


(現状においては勝ち目はないわ……私のことはいいから、今は逃げて。冥琳に従って孫呉をお願いね、蓮華)


自身の盟友であり、この時代最強の軍師である周瑜もそう判断するであろうという事を孫策は微塵も疑わなかった。
のちに三国志として描かれる三大勢力の中で、この世界における孫呉が最も特徴的なのは後継者選びに対して極めて慎重な姿勢をとっていることである。


やがて蜀となる劉備軍にとっては、そもそも劉備の素性自体があやふやである為未だに後継者を考えることなど考えておるまい。今この瞬間に劉備が倒れたとしたならば、おそらくいろいろな混乱の末関羽が立つ事になるであろう……そして、おそらくその結果として「蜀」として名乗れるだけの勢力は残るまい。

魏を立てることとなる曹操などはもっと顕著だ。
曹操という極めて強力優秀な君主の下でこそ成り立っているあの集団は、曹操が倒れた瞬間に瓦解することは間違いない。

その他、袁紹にせよ公孫賛にせよ、未だ若く美しい一騎当千の君主ばかりが集うこの世界において、頭の交代ということは今の段階では余り深く考える連中はそう多くない。


(私がここで首を撥ねられたとしても、冥琳だったらきっと最大限その事実を利用してくれる……例え一時的に江東から追い出されたとしても、蓮華や小蓮がいる限り孫呉の血は絶えず、いつか必ず再興する)



だが、孫呉は違う。
この勢力のみ、君主が倒れるといった事態を常に想定している。
それは、一騎打ちに走りかねない孫策の性質ゆえだったり、未だ弱小の客小身分であり、今回のようなケースによっていつ命を奪われるかわからないが故の君主筋の分散であったが、まさにこういった事態に対する対策もある程度はなされているのだ。

だからこそ、孫策は自らの死を前にして未だ強く立つ事が出来る。
自分が死ぬ、それは仕方がないにせよ、いつか必ず自らに連なる者がこの愚か者どもの首を撥ねてさらしてくれる、と信じていられるから。


ただ、不安要素があるのであれば……




「大変です、袁術様、張勲様!」
「なんじゃ、いきなり」
「北の伝令がいったいどうしたんです?」
「(まさか…………まさか!)」



余りに世代交代が早すぎた、という事だ。



「孫呉の旗を掲げた軍勢が、迫ってきております! 数は……およそ二千」
「なっ!」
「なんじゃと~!!」
「くっ(冥琳……やっぱり、押さえきれなかったのね)」





自身が生きてこの城に囚われてしまったことで、最も恐れていた事態が起こってしまった。


妹である孫権……蓮華は、激情家だ。
王としての器、家臣を使いこなすという意味でのそれは十分に持っているであろう彼女は、個人の範囲で納まる孫策の軽率さとは異なり、王として致命的なまでに自制心を抑える為の経験が足りない。

それは仲間にとっては好むべき甘さであるが、主君としては致命的なまでの欠点だ。


「旗印から、孫権、周瑜、黄蓋、甘寧、周泰がいると思われます」
「まあよいわ、妾の軍がまだ五千ほど残っておるじゃろ。そやつらを向かわせい」
「市民も三千人ほど動員しておきますね~」


誰が悪いとも言いがたい母 孫堅が倒れたときと異なり、明確な敵である袁術が姉である自分を捉えている、と知った彼女の激情は、周囲を巻き込んでしまった。

もしかすると黄蓋や甘寧、周泰も同調したのかもしれない。
そうであるならば、自身が倒れたことで暫定とはいえ孫呉の王となった孫権の声を止める事の出来るだけの権限は、周瑜とて持っていない。

で、あれば……自分を取り返すために勝機を見失ってしまっている。
小蓮と穏をつれてきていない事から最低限の理性は残っているのかもしれないが、それは本当に最低限度でしかないと、雪蓮は顔色を変えず、しかし内心はこれ以上ないほど青ざめる。



「(冥琳でも抑えられないなんて……蓮華、あなたって子は。王たるもの、死すらも仕事だとあれほど言ったのに……)」



そんな雪蓮の内心をさとったのか、命令していくうちに自身の圧倒的優位さを思い出したのか、七乃のように美羽も落ち着いてきて、こんな軽口をよこす。



「やれやれ、孫呉の奴らは恥知らずじゃのう」
「ほ~んと、やっと戦争が終わってやれやれ~、って感じでしたのにね」
「じゃが、妾の軍は最強なのじゃ」
「孫策さんがいなければ、負けるわけないですよねぇ」



そんな袁術らは、激昂するわけでもなく不気味なほどに冷静だった。

すでに七千もの兵を失っているにもかかわらず、この余裕。
しかし、いつもは内心馬鹿にしていた二人の大言壮語も、あの部隊を見た今となっては雪蓮は笑う事が出来なかった。


自分が中途半端に袁術軍を壊滅させてしまったことを知っているがために蓮華たちは勝機を見たのかもしれないが、じかに戦ったからこそわかる……あの軍勢は異常なのだ。
それを改めて確認するだけとわかってはいても、性格上見過ごす事の出来ない孫策は、道化を装いこの目の前の二人の口をすべらかにする。



「……ふっ、馬鹿ね。あれだけ私一人にかき回された軍がそう簡単に再編成できるとでも? あなたは終わりよ、袁術」
「ほっほっほ、そんな事はないぞ? もう軍の再編成はすんでおるのじゃ」
「そもそも、ちょっとやられちゃったぐらいで逃げ出しちゃう孫策さんの部下達と一緒にして欲しくないですよね~」
「(やっぱり……きちゃだめよ、蓮華!)」



あえて挑発することで情報を引き出したとしても、囚われの身では何一つ出来る事などありはしない。
せめてこの袁術軍の異常さを知らせる事が出来たならば、と蓮華は歯噛みする。


そもそも、一人で百人以上殺せるような武芸者を前にすれば、普通の雑兵であれば挑めない。
当たり前だ、千人で掛かれば倒せるという事がわかっていても、自分が999人の犠牲の中のひとりとなることを肯定できるものなんてそうはいない。
恐怖が心を縛り、自らの命を守りたいという心は部隊の半数も倒れたならばさして忠誠心のない彼らを逃亡へと向かわせる。
それが、この世界での一般的な兵のあり方だ。

無論、それではこの世の戦争はすべてレベルの違う武将らの一騎打ちでしか解決しなくなってしまうから、兵が将に対抗できる手段がないわけではない。
だがそれは、圧倒的多数で持って遠距離からの包囲殲滅だったり、あるいは徹頭徹尾の策によるものであったり、あるいは猛烈な訓練により背後に守るべき者の自覚を呼び覚ましたり、といった手段によるものだ。

ろくな調練も知らぬ、また知っていたとしてもやっているはずのない上に軍略の「ぐ」の字も知らずにただただひたすらに突っ込んでくるしか脳のなかった袁術配下の弱兵らが取れるはずもない手段であり、本来であれば雪蓮が突っ込んできた時点で腐りきった袁術軍は逃げ惑っていなければおかしいはずだ。


だが、先に戦った袁術軍はそうではなかった。
まるで自らの命なぞ何の価値も無いといわんばかりに、自ら進んでその身を投げ出さんばかりに孫策に挑んできた。
例え目の前で仲間が一刀両断にされても一歩も引かなかったし、片腕を落とされたとしても残った片手で、両足で武器を持って挑んできた。
自分の命をもってこちらに一瞬の隙を作ろうと必死だったし、後半になればこちらの体力をわずかばかりに削る為だけにその命を捨てた。

すべて、農民上がりとしか思えない雑兵がやった事だ。
兵としての技量は平均よりも遥かに下回っていたにもかかわらず、それらすべての欠点を補いうる異常なまでの志気の高さは、孫呉再興のために強烈な訓練を積んでいた呉の兵たちのそれよりも遥かに上だったのだ。



「うちの兵は戦闘中に逃亡するなんてことしませんからね~」
「うむうむ、きちんと戦い終わっても並んで待っておったしの」
「(袁術風情が、どんな調練すればそんなことになるのよっ!)」



で、あれば三割で全滅、五割で壊滅といった今までの軍事常識など何の役にもたちはしない。
例え全滅寸前になっても逃げ出さない忠臣が無数にいるようなものなのだ。
逃亡兵ゼロを実現しかねないあの志気の高さであれば例え九割が死んだとしても残りの一割のみで軍としての機能を果たせるまでにすぐに回復するだろう。
否、たった一人でも大軍に向かって挑んでいきかねない、それほどの妄信を先の戦は孫策に感じさせた。


そうであるならば、孫呉の勝利条件は一兵たりとも逃がさずに殲滅することでしか敵わない……絶対的な数に劣り、財力の差による装備にも劣った上で、異常なまでの志気でも負けた軍を相手にだ。
こちらの優位は将の出来と兵の錬度だけだ。



「孫策さんは武将としても有名ですけど、孫権さんはそれほどではないですし」
「……ふん、私の妹よ。弱い者が孫呉の王族を名乗れるわけないでしょ」
「それでも千はむりじゃろ? ほっほっほ」
「黄蓋さんなんかは弓の名手として有名ですけど、矢には限りがありますしね~」



呂布や夏侯惇、そして雪蓮のように圧倒的な戦闘能力を持つ武将を有していない事が死兵相手の蓮華たち残った孫呉軍の勝機をさらに危うくする。
無論、黄蓋や周泰、甘寧といった武将も雑兵とは比べ物にはならないつわものぞろいだ。
だが、その彼女らとてこの短時間でかき集めた数にも入れられない僅かばかりの兵が回りにいるだけであれば、十にも満たないつわもの達だけで七千もの兵を撃破出来るだけの武勇は無い。


前回二千の兵で今回と同じ七千もの兵を倒せたのは、それが孫呉復興の為の精鋭たちがこちらも命を惜しまず戦ってくれたからなのだ。
人数だけは同条件とはいえ、各地に散らしていた二級線の兵士達をかき集めただけで今回も同じようにいくと考えるのは無理がある。

そして、普通の雑兵なら…………自身の不利を悟れば、逃げるのが当然なのだ。



こんな状況では戦力的にはどれだけ贔屓目に見てもほぼ互角。
万が一勝てたとしても、それはおそらく両者共倒れに近く、袁術を殺す事は出来てももはや孫呉を再興するだけの力は残るまい。
そんな状況で自分や妹、仲間たちだけが助かると楽観視できるほど、雪蓮は夢想家ではない。

優秀な軍師と大器を感じさせる末妹はいえ、陸遜と孫尚香だけ残してきたとしても、もはやそれはこの乱世の中では「孫呉」として残りえる可能性はほとんどないも同然なのだ。


錬度も指揮もない七千の兵。
しかしその七千すべてが、決して退かない死兵なのだ。
たったそれだけを武器に、亡者のようなおぞましい死兵たちを相手にすることを孫権らは強いられる事になるのだ。








「ふむ、ではあやつらを倒すまで蜂蜜水は我慢じゃな」
「は~い、お嬢さま、よく出来ました。そうですよ~、お約束ですものね」



何かが、何かが違う。
袁術も、張勲も、彼女らの配下も。
殺気をぶつければ怯えるところや、その余りの軍事的知識の無さ、思考能力の無さは同じなのに、何かが今までと致命的に異なっている。


今まで数だけ、領土だけが大きかった彼女らを変えてしまったものがある。
袁術配下としてそれなりに付き合いが長かった彼女達。
頑固で、我侭で、自分勝手で、他人の心を推し量る事など欠片も出来なくて……そして、愚かで。
それこそが、弱小勢力まで落ちぶれた孫呉が復興するために利用できる唯一最大の隙だった。



「うむ、妾はがまんの出来るよい子じゃかなら、もっと褒めてたも」
「さすが美羽様、よ、中華二!」
「おほほほほほほほほほほほ、じゃ」



その彼女達が、突然変貌した。
愚かさこそ変わってはいないものの行動には一本の線が入っている
今まで目先のことしか考えられずにただひたすらにしょうもないことに溺れていた彼女らが、それを放棄した。たったそれだけ。
王者であれば当たり前な、最低限度の理性を獲得しただけに過ぎないそれは、褒めるに値するものでは当然無い。


(蓮華、小蓮……祭、冥琳。こいつら、何かおかしい。今までの袁術じゃないみたい…………お願い、無事でいて)


だがしかし、初めから持ちうる力が強大である袁術らの一番の弱点であった「後先考えない行動」というものが、何らかの理由で消滅しており、自分にはわからないものの何かの目的を持って行動しているその現状に、孫策は密かに冷や汗を流した。









ぷち、ぷちん、ぷちんぷちん…………ぷち。


「ゴリラ……ゴリラじゃない……ゴリラ……ゴリラじゃない………………ゴリラ。またかよ! うう、会いたくねえなぁ。でも、能力的には惜しいし、万が一美人だったらもったいないしなあ」



意外と美羽・七乃がその腹黒さからまともに軍事行動を行っているそんな中、花占いでゴリラばっかりが出てくる一刀は、未だに「単独で千もの兵を倒すアマゾネス=孫策=マッチョ」と会うだけの勇気をもてていなかった。

いつまでも玉座に美羽を座らせておくと洗脳したとはいえ元があれなので、どんな突拍子のないことが起こるかわからないのはわかっていたが、まあ孫策撃破した直後にそんなたいそうな事が起こるはずも無いと高をくくっていた彼は、城の女官らを集めて遊ぶことで、孫策に感じた脅威を忘れ去ろうと躍起になっている。
未だ妙なところで常識的な彼にとって、七乃や天和並の細腕で何百もの兵をなぎ払う事などできようとは思ってもいなかったからだ。


だからこそ、想像上だけで築かれた一騎当千の武将は、そのイメージだけを膨らませてどんどん堅く大きく太くなっていく。



『わた~しこそ、スーパーハンサムガール、孫策丸よ。あ~ら、可愛い子ねぇ~ん。む~、ちゅ♪』



そう、彼のイメージの中での孫策は、すでに筋骨ムキムキの隠しきれない体をむりやりピンクの紐パン一丁で押し込めようとした挙句に失敗した、ハゲ頭にもみあげのみ艶やかなお下げ、という人とも思えぬ異形となっていた。



「孫策、超怖ぇ~」



そんな孫策なら、確かに怖い。



  14へ

Comment

気になった点

内容は面白かったのですが…気になる点が1つ。
袁術の前で簀巻きになっている孫策の旗を、孫権軍が掲げているのは何故なんでしょう?>旗印

>「さすが美羽様、よ、中華二!」
なにげに一刀の存在を示してるんですね。
いつまで暗躍し続けることができるだろうか。
勘の鋭いものなら、気づくかな…?

孫策が漢女にw

孫策丸って音速丸が混ざってるよww
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プロフィール

基森

Author:基森
蚕鳴や円禍と名乗ってたこともあります。

主に小説・ssなどを置いているブログです。

自前の本棚を持つのは初めてなので手探りでやっている程度のものですが、わずかばかりの暇つぶしにでもなれば幸いです。


メールは「kulukku106☆yahoo.co.jp」まで、☆を@に変えた上でお願いいたします。

そろそろ、非営利にならトップへのリンクフリーとか言ってみたり。

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