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神も仏もあるものか・逆

剱冑は正直あんまり印象ないけど、中身は超好き。
というか、四公方全員いいキャラすぎ。


そういえば、公式サイトにも投稿できるみたいですが……クロスオーバーなんて邪道かいている作者がたまにクロスじゃないの書いたからと言って、公式におめおめと顔出せるわけないですよ!
ドラ首とか鬼畜ま!が公式に捕捉されたら、とか思うと普通に恥ずかしさで死ねる。








楽しかった。
ひたすらに楽しい人生であった。


六波羅の頂点に立つ四公方の一人、婆娑羅公方 遊佐童心は己の人生が尽きんとする今まさにこの瞬間において、自分の人生のすべてを振り返ってそう思った。


決して短い人生なぞではなかった。
だが、その生涯は枯れきった老人が今際の際に思い出すそれのように平坦で平凡なものではなく、極めて濃淡高低の激しいものであった。

銃弾砲弾が爆ぜ狂い、剣戟と爆音が鳴り響き、剱冑が崩れ人の命が塵の様に消え去る戦場を駆けた。
判子一つで数千人が命を繋ぎ、僅かな金額が足りないがために死に行く赤子を何万も見る事となる政戦の場を支配した。
泣き叫ぶ童を尻目に夫を目の前で殺されたばかりの女を力ずくで犯した。
悪漢に襲われ絶望のふちにいた少女を権力と財力と腕力で助け、口づけ一つを対価に颯爽と立ち去った。

すべて、童心がやった事だ。



まさに欲のままに振舞った。
ゆえに情のままに尽くした。

悪逆の限りを行ったかと思えば、気紛れで慈善事業もする。
恨まれ、感謝され、呪われ、祝われ、傷つけられ、癒されて。
すべてを、思うが侭に振舞ってきた。

死を間際にして、閻魔の前に立つような心地で嘘なぞつく必要が全くなくなった今の境地においてすら、大概の悪いことはやったと思うし、大抵の善行も積んだと御仏の前で胸を張って言える。

それらすべてを己は楽しんだ。
己の守るべき弱者を救い、己の糧として弱者を踏み潰し。

そういった他人の希望が、絶望が、ひたすらに心地よかった。
人を喜ばせる事が自分の喜びであり、それは悲しませる事も同じであった。
他者からは狂っているだの何だのといわれたが、それでも童心にとっては余りにこの世界が愛しく、楽しかった。



いつから己がこのような性格になったのか、童心は覚えていない。
未だにションベンの匂いも取れないころ、護氏や岡部と共に戦場に掛けるために通った軍学校での帰り道にふと目に付いた村娘を無理やり犯したころには、すでにこうであった気がするから、もっと前からだったのだろう。
だが、最古の記憶として飢えた赤子を連れた女に対してなけなしの小遣いを尽くして駄菓子を差し出した五つぐらいのころの絵が頭の片隅にもあることから、それ以上前である事も確かだ。

思い出せる限りを思い返しても、何かがあって今のように人生すべてが楽しくなった、というようなきっかけというものはなかなか出てこない。
いや、おそらくそんなものなぞなかったのであろう。

よって、これ以上思い悩むよりもこれは結局生まれつきこうだったのだ、と思う事が健康によかろうとおもって童心は過去を思い出すことをやめた。
健康であればこそ齢五十を越えて少女ともいえるべく女を孕ませ、その赤子を抱き上げることが出来るのであるから。


(おお、そういえば義清に初の甥か姪が生まれるというのに、奴には祝いの品を用意しておらなんだな……いやはや、ぬかったわ)


と、ここまで考えたところで、孕ませた結果、すなわち自身の今度生まれる子供から連想ゲームのようにその子の叔父になるであろう己の小姓に対して思考をめぐらせる。
自身が孕ませた彼の姉に対する品はすでに派手に用意していた童心にしても、今思いついた小姓に対する気遣いを忘れていたのは迂闊であったとしか言いようがない。

こういった祝い事は盛大にやった方が「己」が楽しめる、ということを重々理解していた童心にとって、それは珍しい手抜かりであった。
彼にしてはいささか慌てて、いろいろな思案を脳裏にめぐらせる。


(今から義清にも息子か娘を作ってやるというのもいささか泥縄的な感じがするしのう……さてはて、いかなる趣向を凝らすべきか)


姉と交えての性交など今更過ぎるし、かといって生まれたばかりの己の赤子を犯しながらくびり殺して宴にしたところでさほどの快楽はあるまい。
それが楽しいのであれば戸惑う事などあるまいが、赤子は生かしておいたほうが後々楽しみになるであろう。

なればこそ、何か趣向を凝らして彼を、彼の姉を、そして何より己を楽しませてやらねばなるまい。


(そうだのう……誰ぞから、剱冑でも奪ってくれてやるかのう。乗りこなせれば良し、奪われたものの恨みに踏み潰されるのであれば、それもまた良し、というものよ。いや、これは本当によいかも知れんな!)


と、ここまで考えて童心は含み笑いを行った。
何も、この思い付きがそれほどまでに面白かった、というわけではない。

それも確かにあったが、それ以上に今この場において『後々』などと考えた己が余りにも滑稽で、おかしかったからだ。


『ふぅふぅふぅ、後などというもの、我らにあればよいのう、同田貫』
<同意>


己の剱冑に声をかけて、一層己の先の考えのおかしさを自覚する童心。

後……今まさに死にかけている自分に、未来?

いかにも、可笑しかった。
砕けた左手からは未だに血が止まらず、熱量ももはや残り僅か。
業物の槍の先も酷使によって欠け、ひびすら入りかけている。

命は、もはや尽きかけている。


『どうした、つわものよ! もう終わりか? もっとお前の力を見せてみろ。今日の光はまさに天下無敵だぞ』


にもかかわらず、眼前の敵……GHQすらもかなたに追いやらんばかりの勢いで、目下この六波羅に対する最大の敵である一対の武者、銀星号は未だに僅かばかりの瑕疵もないまさに無傷の状態である。
力量差は余りに歴然としていた。


こちらが一方的にやられている今の現状において、勝手に勝利を夢想して未だに将来のことなど考えられるとは随分甘い考えだ。
相手は自分で言ったようにまさに天下無敵。

重力だか斥力だかを操っていると思われる陰義は熱量切れを起こす事なぞ微塵もないといわんばかりに自由自在にその痩躯を飛翔させ、(自分がいまだ生きている事を考えると手加減はある程度しているであろうが、それでもなお)強烈な一撃を次々と叩き込んでくる。
防御力の優れた剱冑である同田貫を纏っており、相手の徒手と比べて遥かに長い間合いを持つ長槍を握っているからこそいまだ落ちてはいないが、力量差は歴然としていた。

この後、どう戦ったとしても比べるのも馬鹿らしいほどの力の差がある以上、時間の長短はあれど今後確実に童心は負け、それはすなわち死を意味する。
なれば、童心にとってこの戦いの『後』なぞというものは、地獄にしか存在しないはずのものだ。

今更どれほど小姓に対する素晴らしい趣向を考え付こうとも、そんなものなぞ閻魔の前で披露するしか使い道がなく、無駄な事といえよう。


だが、ここで敗北の可能性が高い事を理解し、それで今後の生を諦めてしまうのも婆娑羅者としては間違っているゆえに、後のことを今更考えた事はおかしくとも、間違っているとは童心は微塵も感じなかった。

ここは笑いながら戦い、敗北も勝利も覚悟して、ひたすらに続ける事こそが楽しいのではないか。






(さて、これからどうしたものか……っと、いかんいかん! 楽しき時間なれど、あれを見逃すわけにはいかんぞ!)



だからこそ、今後のために今は全力で今まで磨き上げてきた力をこの楽しき相手にぶつけるべし、と思って再び槍を強く握って思考を戻そうとした童心だったが、その目線はすぐさま別の場所へと釘付けられた。


つい先ほどまで自身がいた場所において、争いあう二機の武者の姿が目に映ったのだ。
それを見てからの童心の動きは速かった。

さて果て、次は何を繰り出してこちらに挑んでくるのか、とでも言わんばかりに、兜の上では表情は見えずとも全身でワクワクとした子供じみた気配を撒き散らしながらこちらを待ち受けていた敵、銀星号に向かって右手の平を突き出して、戦闘中止を強調しながら声をかける。


『のう、銀星号。こちらから挑んだ戦いにおいてまっこと勝手ながら、しばらく休戦といかぬか?』
『? 突然何を言う。光はこれ以上なくこの戦いを楽しんでいたのに、途中でやめるだと? お前ほどの武士がまさかいまさら命が惜しいなどと言い出すわけではあるまい』


当然、返ってくる答えは疑問と、僅かばかりの侮蔑。
それも当然であろうと強く頷きながら、しかしこの今までの戦いから感じ取った相手の性質からして、同意が得られる事を半ば確信しながら提案の内容を詳しく説明せねばなるまいと童心は声を続ける。


『しかり。いやはや、この戦いは正直これ以上ないほどの娯楽ゆえに拙僧の老い先短い命なんぞが対価であればいくらでの差し出す所存ではあるが……』


そういいながら、童心は同田貫の兜ごと大きく動かして、視線をついと動かした。
それにつられるように銀星号も、その鋭角の甲冑を動かして、視線を同心の動かした方―――六波羅の誇る巨城の天守閣へと目線をやり、驚きを表した。

童心は知らぬものの、そこには彼女が追い求めてやまない人物がいたからだ……何故か、いつも身につけている剱冑とは違うものを身にまとって。


『あれは……もしや景明か!』
<確かに動きはそのような気がするが……我が娘はどこに行ったのやら? だが、たしかにあれもまた、よい剱冑だ>


その赤を基調とし、巨体ゆえの装甲の分厚さと攻撃の重さを持っていた三世村正とは明らかに違う、速度と反応性を重視した剱冑を見て一瞬戸惑った銀星号であったが、その中身まで見間違う事はない。
瞬時に銀星号の仕手はその中身であろう男の名を叫ぶ。

剱冑のほうもなにやら呟いていたが、そこは余り重大ではないであろうから、無視をする。
当然ながら、茶々丸がつれてきた武士が雷蝶と戦っている以上、茶々丸が謀反を起こしたのだ、という面白くもなんともない結論も、無視する。


そしてそれを受けて、そちらの中身については薄々にしか見当が付いていなかった童心が中身を教えてくれた礼といわんばかりに、その対手となる金の剱冑について言及する。
童心にしてみれば、湊斗景明という男は突然茶々丸が連れてきた彼女の愛人か何か、しかし中佐として彼女の副官として侍る能力も十分にあるという認識でしかなかったが、もう一人の方への認識はそんなものではない。


『ふむ、やはりあれがあの青年でござったのか。ちなみに相手は我が六波羅が誇る最強の武者、今川雷蝶殿とその剱冑、膝丸である』
『おお、あれが小弓公方か! なんだ、評判と違って、いい男ではないか』
<……あまり男の趣味がいいとはいえんな、御堂>


今川雷蝶の強さについては、童心は語れるだけのモノを知っている。
彼の父とともに数多の戦場を駆け、自身のみでもいくつもの戦場を蹂躙し、そして幾度かは肩を並べる中において、彼こそが自分の知る最強の武者であるとの確信すら持っていた。

童心にとって戦もまた娯楽である。
それゆえに彼は、その娯楽を最大限楽しめるように武者としての鍛錬を凄まじいまでの錬度で行っている。
弱ければ、戦いという場において強者との戦いという心踊る舞台まで登る事すら出来ないから、それも当然。

同田貫という業物を駆るに相応しいだけの技量を今なお保持している童心であったが、その彼をして今川雷蝶の強さは別格だ。

鍛錬と娯楽に人生をかけた童心よりも、遥かに若い雷蝶のほうが相当強い。




幼いころより彼を見て、その智謀のなさについて微笑み、策謀での失敗を補ってやり、計略での成功をこっそりと後押ししてやって成長を見守ってきた。
護氏との関係でさてはて、このコンプレックスと歪んだ自意識に塗れた子供をいかにして弄べば、己にとって最も面白いか、と思って成長を見守っていれば……彼は童心の予想なぞ、はるかに超えた。

彼には、仕手としての才能があった……戯れで彼に仕込んだ童心とは比べ物にならぬほどに。
彼には、強くならねばならぬ理由もあった……あくまで、武士としての戦いが娯楽でしかない童心とは異なり。
彼には、努力をするだけの情熱があった……少々張り切りすぎて、政敵というものをすでに失ってしまった童心がうらやむほどに。


今まで何十年にも及んで戦いを続けてきた童心であったが、その彼をして、今川雷蝶の強さはもはや計り知れない域へと達している……目の前に立つ銀の甲冑と、あるいは同じほどに。



その彼が、戦う。
しかも、見た感じではいつもの彼のようにその力量差の前につまらなさげに一蹴するのではなく、本気で戦っている。
彼が本気で戦う、などということがこの世に存在していたのだ。


(見たい……見たいのう、雷蝶殿の本気を。いずれ戦うようになるやもしれんでのう)


いつかは、一騎打ちを挑んでみたい相手であった。
最も効率的な時期を探しているうちに未だに対戦はなっていなかったが、彼の才能を知ったときから童心の心にけぶる彼との戦いという娯楽への興味は、微塵もゆらいではいない。

それゆえに、例え今銀星号という最大級の遊び相手を前にしてもなお、それを見逃す、という選択肢は取りたくなかった。

だからこそ、童心はある意味必死でこの最高の対戦相手に向かって、言葉を尽くす……戦いの場において、自ら格上相手に隙を作ってまで。


『拙僧、おぬしと戦えるのであれば己の命なぞは微塵も惜しくはないが、この二人の戦いを見ずに死ぬのは少々惜しゅうござってな』
『おお、わかる、わかるぞ、その気持ち。先ほどは何を言い出すのかと思ったし、何故景明がいつものではなくあんな剱冑を纏っているのかはわからんが、確かにこれは見逃せない!』
『おお、それは何より。いや、よかったよかった』


そしてそれは運良く、叶った。
安堵の息を放ちながら、改めて雷蝶に視線を戻す。

同田貫の知覚機関を使っての童心の目―――そしてそれは、僅かばかりの距離をおいて同じく並び立つ銀星号の目線でもある―――には、雷蝶の全身に宿る気力がどんどんと一点に集中されていくのがわかった。

童心はそれが膝丸の陰義を使おうとしてだという事がわかった。

何せ、一度見た事があるのだ。
いや、雷蝶自身が使っているところなぞついぞ見た事がないが、膝丸という剱冑自体は足利家に伝わる家宝のようなものであるので、彼の父である護氏との付き合いが長かった童心は雷蝶よりも前の仕手が使っているのを見た事があるのだ。


破壊力をひたすら上げるかの陰義を見た事がある童心は、しかしかつてそれを見ても恐れる事なぞまったくなかった。
彼の前の仕手は足利家の正統な血統を引いていながらも正直言って凡庸としか言いようがない使い手であったからだ。

面白さを追及する彼をして、一騎打ちを挑むほどの楽しみを見出せない程度の相手。
だからこそ、陰義を使われても同田貫を使って凌いでみせる自信が十分にあった童心は、かつては日本最優良と名乗ってもおかしくない、源氏の名物である膝丸の陰義を見ても恐ろしいとは思わなかった。


『いいぞ、いいじゃないか、今川雷蝶! 素晴らしい! 童心といったな、四公方とやらはもしかして全員お前のような使い手なのか!』
『いやいや、拙僧なぞ一番下。あそこにいる雷蝶殿には言うに及ばず、他の二人と戦う事すらできぬであろうよ』
『謙遜が過ぎる、だが、それがいい! ああ~、楽しみだ。さあ、お前もだ、景明。その新しい剱冑の力を見せてくれ!』


が、仕手が違えば剱冑の性能は完全に異なる。

今まさに雷蝶から放たれんとするその一刀は、遥かに距離が離れた場所に位置する己にすら震えを感じさせんほどだ。
かつての凡庸さなどは仕手の違いによって完全に塗り替えられ、膝丸はすでに恐るべき、この大和最強の武者と化している。
当然、陰義の威力もかつて見たものとは比べ物にならぬほど上昇しているに違いない。


これを見れただけで、提案を一蹴されてその隙に一撃で落とされる危険を押してまで、銀星号に休戦を申し込んだだけの価値があった、と童心は思った。
まさに彼の力は、自分を遥かに凌駕しており、この目の前の銀星号にすら通用する力量だ。
次に戦うのが、楽しみでならない。

また、万が一あの陰義すら打倒され、今川雷蝶が自分の前に敗れたとしても、それもまた歓迎すべき自体だ。
今度は、今川雷蝶を倒した最強の武者湊斗景明が、相手となるのだ。そして、その彼を倒してなお、今度はその背後で今回の反乱の絵図面を引いていたであろう足利茶々丸との戦いが待っている。
GHQだってまだまだ健在だし、茶々丸が反乱を起こしたという事は、ひょっとすると堀越の兵の中でも自分に戦いを挑んでくるものがいるかもしれない。


そして、それをなすには、銀星号というこちらも特大のご馳走を平らげての事だ。

一応は仏に仕える僧という身分にありながら経文よりも多く、装甲の儀において腐るほど己の剱冑、同田貫へ捧げた言葉を童心は思い出す。


(『天に冥府 地に魔道 踏まえし道は修羅の道』 ……くっくっく、否、断じて否よ。余人にとっては知らぬが、この世はこの遊佐童心にとってはまさに極楽のようであったわ。御仏に感謝せねばのう、ふぅふぅふぅ)


めくるめく戦いがずっとずっと続く事を確信して、童心は同田貫の下で満面の笑みを浮かべた。
死ぬまで戦う、戦えるという事は正義や平和を愛するものにとっては苦痛であろうし、悪党であろうとも悪を持って何かをなしたいと願うものにとってはこの世界の原理は極めてわずらわしいものであろう。

だが、おそらく悪党と世の人には呼ばれるであろう、しかし聖者のように見られる事すらある一介の人、遊佐童心という人物にとって、この世の争いは余りに楽しい巨大な踊り場であった。
そしてそれは、おそらく童心の生ある限り続き、どれほど平和を愛する民がいようと、どれほど正義を志すものがいようと、おそらくこの世が続く限り終わらないのだ。


楽しかった。
余りにも、楽しい人生であった。
なればこそ、もっと楽しまねばなるまい!


雷蝶の力量を見る、という満足がなったからこそ……童心は、雷蝶の陰義が発動した瞬間にこちらも再び槍を握りなおし、提案を一方的に破棄して一直線に銀星号に向かって不意打ちを仕掛けた。
おそらくこの一撃は容易く防がれ、返す刀で己の命を奪われるであろうことを半ば確信しながらも、童心はこの後に続くであろうめくるめく戦いの日々への期待で昇天しそうなほどの幸福を感じながら、剱冑を駆った。


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プロフィール

基森

Author:基森
蚕鳴や円禍と名乗ってたこともあります。

主に小説・ssなどを置いているブログです。

自前の本棚を持つのは初めてなので手探りでやっている程度のものですが、わずかばかりの暇つぶしにでもなれば幸いです。


メールは「kulukku106☆yahoo.co.jp」まで、☆を@に変えた上でお願いいたします。

そろそろ、非営利にならトップへのリンクフリーとか言ってみたり。

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